YAMABE ANIMAL HOSPITAL 山辺動物病院


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院長日記
PennHIP

3月15日
フェレット
フェレットのフィラリア予防について
フェレットにも犬猫と同様にフィラリア感染症になるものがあります。ただし、犬猫との違いは、検査キットがないこと、直接顕微鏡検査でも感染子虫(ミクロフィラリア)の確認が難しいことがあげられます。これらの理由として寄生する心臓自体の大きさの問題などから、寄生数自身が1匹、2匹で致命的な状況になるということ。つまり感染しても子虫が増えにくく、検査困難で感染する事が致命的であるという事です。よって最大の治療が「予防」となるのです。地方によって予防期間の多少のずれはありますが、6月から11月末まで「月に一度」の投薬を行いましょう。   副院長

3月15日
手術日記:16
フェレットの尿道閉塞(前立腺疾患)について
先週中は子宮蓄膿症や膀胱結石などいろいろ手術がありましたが、以前の手術日記3・4で紹介済なので、今回はフェレットの尿道閉塞について紹介します。症例は去勢済のオスのフェレット、さらにフェレットを飼育している方なら一度は耳にした事のある「副腎の疾患」を併発している「全身脱毛」の個体に注目したいと思います。犬猫における尿道閉塞の原因の多くは膀胱結石や尿道結石ですが、「副腎の疾患が疑わしい」フェレットでは前立腺疾患を疑います。犬では去勢手術することで前立腺疾患はかなり予防できるのですが、フェレットの場合は去勢手術済の個体でも「副腎の疾患」を患うことで、前立腺を患ってしまうのです。症状は頻尿、血尿などで確定診断は超音波検査により判断できます。基本的な治療法は副腎腫瘍があるなら摘出し、前立腺内の貯留物を排し、再発しにくいように縫合する。しかし、再発する事も多く、難治性疾患の一つとされています。完全に尿が出なくなると腎不全が起こりますので、早急な処置をお勧めします。尿道カテーテルの挿入で一時的に改善する事がありますが、再発することが多いです。
現在ではホルモン剤の定期的は投与により「副腎の疾患」に関しては随分良好な成績が得られていますが、「高価な薬」というのがネックになっています。「全身脱毛」の「副腎疾患」でお悩みの方相談ください。  副院長

2月29日
手術日記:15
腸閉塞
久々の更新です。色々な手術・症例もあったのですが、ついつい忙しさに怠けてしまいました。今日は腸閉塞の手術がありましたので紹介します。通常、口から入った食物は胃で消化→腸で吸収→直腸を通り→排便に至ります。しかし、消化できないもの、例えばプラスチックやビニール、ひも、金属といった異物に関していえば、運良く便に排出されればラッキーですが、消化管のどこかで閉塞してしまう可能性が非常に高く、また消化管にかなりのダメージを与える怖い疾患です。金属製のものはレントゲン写真で確認できますがそれ以外のものに関しては、バリウム検査などの通過試験を実施しないと確定診断できません。胃内異物に関しては手術をせずに内視鏡によって摘出することも可能ですが、腸管内異物に関しては外科的に摘出するしかありません。異物の停滞期間が長いほど、そのダメージは大きなものなり最悪の場合は腸の一部を切除しなければいけない事もあります。
予防策としてはとにかく「異物摂取可能な環境」を作らないこれしかありません。気を付けましょう。



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