YAMABE ANIMAL HOSPITAL 山辺動物病院


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院長日記
PennHIP

8月23日
手術日記:19
耳道切開術
今日は耳道切開という手術を紹介いたします。犬・猫の耳道は人間と違い垂直耳道と水平耳道からなるL字型の構造をしています。よって人間と違い通気性の悪さなどが要因となり耳道内は細菌が繁殖するに格好の部位となります。また垂れ耳や耳道内にポリープが存在すると通気性が更に悪化し、より化膿しやすい環境となるのです。注射・内服・点耳薬・洗浄などにより多くの症例は良好な反応を示し治癒します。しかし、慢性化した外耳炎や内耳炎はなかなか治療に反応しない事があります。重症になると頭を傾けたまま水平感覚に異常をきたしたり、脳にまでダメージを与える事もあります。このような慢性経過でかつ内科的に反応が悪い症例に対し外科的処置として、垂直耳道を開放し人間と同様に水平耳道のみにする術式が耳道切開という手術です。術後の経過は、通気性も良く非常に良好な結果が得られます。

8月16日
手術日記:18
横隔膜ヘルニア
横隔膜ヘルニアがありましたので、病気説明いたします。横隔膜とは胸腔と腹腔を区分する薄い膜です。胸腔内は陰圧になるため、この薄い膜は胸腔側に張り出す形になります。横隔膜ヘルニアには先天性と後天性がありますが、ほとんどが後天性のものであります。交通事故や高所からの転落などにより、腹腔に強い圧力が加わり、横隔膜が破裂することに起因します。ヘルニア部分より腹腔内臓器(肝臓・胃・腸管など)が胸腔内に入り込む事によって、呼吸困難・チアノーゼ・起立不能・ショック状態・食欲不振などが見られます。レントゲン検査によって確定診断が出来ます。治療は外科的処置が緊急で行われますが、強い衝撃によるものが多いため、致死的な合併症の有無をしっかりと確認しないといけません。肺や肝臓に大きなダメージを受ける事が多く、術後管理も非常に大切な病気です。レントゲン写真の上が術前、中は術後肺が膨らんでいない状態、下が術後胸腔内を陰圧にしたものです。黒色の部分が増え、胸腔内に気体が充満している事が確認できます。術後に肺の状態確認をしておくことが非常に重要です。副院長

7月25日
熱中症にご注意
危険!熱中症多発!
暑い日が続き、熱中症で運ばれる犬が多発しています。「熱中症」と「熱射病」は違います。室内にいても「熱中症」になります。犬は人間と違い「汗をかかない動物」「年中毛皮を被う動物」です。人間は発汗により体温調節を行いますが、犬は「呼吸によって」体温調節を行います。よって「吸い込む空気」が熱いとどんどん呼吸数が増加し体温が上昇し、熱中症になってしまうのです。「海に連れてゆく」「日中の散歩」「激しい運動」は非常に危険な行為です。呼吸が荒く、意識がもうろう、発作などが見られた時は、とにかく後頭部から水浴びをさせるなどで全身を冷やし、体温を元に戻す。手遅れになると脳障害などで死亡します。犬の体質、性質をしっかり知った上で行動させましょう。なにも日中に限った事ではありません、朝や夜でも起こります、呼吸が荒い、よだれがすごい、こんな時は肛門で体温測定し、もし40度以上ある時はすぐに獣医師に相談し体温を下げる処置を行いましょう。室内が涼しくても過呼吸によって体温は上昇します。「過呼吸」「よだれ」「意識がない」「失禁・脱糞」「発作」要注意!です。



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