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2月29日
手術日記:15
腸閉塞
久々の更新です。色々な手術・症例もあったのですが、ついつい忙しさに怠けてしまいました。今日は腸閉塞の手術がありましたので紹介します。通常、口から入った食物は胃で消化→腸で吸収→直腸を通り→排便に至ります。しかし、消化できないもの、例えばプラスチックやビニール、ひも、金属といった異物に関していえば、運良く便に排出されればラッキーですが、消化管のどこかで閉塞してしまう可能性が非常に高く、また消化管にかなりのダメージを与える怖い疾患です。金属製のものはレントゲン写真で確認できますがそれ以外のものに関しては、バリウム検査などの通過試験を実施しないと確定診断できません。胃内異物に関しては手術をせずに内視鏡によって摘出することも可能ですが、腸管内異物に関しては外科的に摘出するしかありません。異物の停滞期間が長いほど、そのダメージは大きなものなり最悪の場合は腸の一部を切除しなければいけない事もあります。 予防策としてはとにかく「異物摂取可能な環境」を作らないこれしかありません。気を付けましょう。 |
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2月11日
手術日記:14
会陰ヘルニア
今日は会陰ヘルニアの整復手術がありましたのでこの病気についてお話をしましょう。 簡単な話が、会陰部(肛門の両脇)の脱腸のことを言います。脱腸と言っても、腸だけではなく膀胱や前立腺といった臓器も突出することがある怖い病気です。原因はホルモンバランスや遺伝的なものなどで未だ不明な部分も多い病気です。ただし発生が多いのは未去勢犬で老齢なオスです。症状は外見上の問題や、排便困難や慢性的な下痢、排尿困難などです。手術方法もいくつかあります、どうしても疾患部分の筋肉は薄くなるためその部分を補強するために、しっかりとした筋肉の移植術を行ったり、シリコンを用いて突出防止栓を作ったり、キトサンを用いたりと多種多様です。どれが良いというのではなくその状況に応じて判断いたします。当院の場合はなるべく人工物は使わず、自分の持っている筋肉を用いた術法を第一選択に考えています。 |
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2月6日
手術日記:13
ウサギの不正咬合
ウサギの歯は、常生歯といって生涯伸び続ける歯です。通常は自ら餌で、歯を擦り合わせ磨耗するのですが、不整に削れることにより舌や口腔内に潰瘍とつくり、痛みを伴うことがあります。症状としては食欲不振、よだれ、顎から胸部にかけての皮膚炎などです。上下の顎切歯や小切歯はニッパーなどで切れますが、奥の臼歯は当院では麻酔下にて歯科用のドリルで研磨しています。術後は餌の管理などでなるべく歯を使わせるようにしますがやはり定期的に処置を行う事が多いです。 |
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