YAMABE ANIMAL HOSPITAL 山辺動物病院


ホーム 理念・基本方針 診察動物 病院案内 診療案内 検査・手術・麻薬 獣医師紹介 院長日記


院長日記
PennHIP

1月30日
手術日記:9
臍ヘルニア(でべそ)
今日行ったもう一つの手術は、臍ヘルニア(でべそ)の整復手術です。チャームポイントだと言う方もいらっしゃいますが、これも立派な病気です。ヘルニアも軽度のものから重度のものまで様々です。軽度のものは腹腔内の脂肪が突出するだけですが、重度のものは腸管が出て指で押しても戻らなくなり、カントンにより血行阻害を起こし、壊死する可能性もある怖い病気です。こうなってしまうと痛みも当然出てきて、緊急手術が必要になります。原因は出生時に母犬が「臍の緒」短く切りすぎることにより、成長に伴い臍の部分の筋膜・腹膜が薄く足りなくなり穴が開いた状況になってしまうのです。
同様な先天的なヘルニアとして鼠径ヘルニア(内股)などがよく見受けられます。後天的なものではオスで会陰ヘルニア(尾部の両側)などがあります。写真は鼠径ヘルニアと壊死した腸管です。

1月30日
手術日記:8
停留精巣(陰睾)
今日の手術はオスの停留精巣がありましたので、紹介致します。オスの精巣が出生後に陰嚢内に降りずに、鼠径部(内股)に精巣が留まってしまう事を停留精巣・陰睾と言います。また、この状態では精巣が体温の環境下にある為、精子形成が障害され両側陰睾では生殖能力を欠くことになります。また、鼠径部にまで降りず腹腔内に精巣が停滞した場合は、高確率で腫瘍化するため、早期に摘出したほうが良いでしょう。写真の右側の小さい精巣が停留していた方です。

1月28日
手術日記:7(骨折)
骨折にご注意!!!
今週になって立て続きで骨折の手術がありました。近年交通事故による骨折症例は年々減少する傾向にあります。しかし、大雪のため、散歩の足場が悪いせいと、車もちゃんと真っ直ぐ走れないために多発しているのだと思います。飼い主さんは以下の事を注意点して下さい。
・リードは短めに持つ
・犬は必ず左側を歩かせ、車道側を歩かせない
・道が狭いときは抱きかかえる
 これらの事に注意して散歩に出かけて下さい。
  副院長

1月21日
手術日記:6
ウサギの子宮腺癌
今日はウサギの子宮腺癌の手術を行いましたので紹介します。
前回手術日記3で犬の子宮蓄膿症を紹介しましたが、ウサギのメスにおいても同様に子宮の病気が多くみられます。ウサギにおいて子宮腺癌はもっとも多く見られる腫瘍で、5歳以上の非避妊手術のうさぎでは50%を以上、3歳以下では4%以下の罹患率、特にDutch種に多いという報告もあります。治療法は外科的に子宮卵巣全摘出術を行い、予防法は避妊手術を行うことが最大の予防となります。症状は食欲不振、オリモノ(出血)などです。
食欲不振の原因として毛球症や不正咬合などが多く見られますが、子宮の病気から来る事も非常に多いのです。
確定診断は超音波検査、レントゲン検査、触診などです。 副院長

1月20日
膝蓋骨の脱臼について

膝蓋骨とは、後足の関節上にある「膝の皿」の事です。
本症は、内側に脱臼する内方脱臼と、外側に脱臼する外方脱臼があります。
比率としては内方脱臼が圧倒的に多く見受けられます。
ポメラニアン・ヨークシャーテリア・トイプードル・チワワ・シーズーなど小型犬に多く見られ、決して特別な疾患ではありません。よって、病院で指摘され初めて気づく飼い主さんが多いのが現状です、それだけ無症状の事が多いと言う事なのです。しかし、脱臼には軽度のものから重度のものまで幅広く、手術が必要な事もしばしばあります。大きく分けてGrade1からGrade4まで4段階で評価する事が出来ます。
正常な膝蓋骨(皿)は滑車溝という骨の溝にはまり、その溝の上しか動きません。そのため、膝関節は緩みもなくひねりの動きにも対応できるのです。しかし、膝蓋骨が溝から外れる事により、緩みができ、ひねりの動きに対しても非常に弱くなり前十時靭帯という膝関節内の靭帯を損傷したり、切断を引き起こすことになります。その時は早急に手術を必ず行います。
当院ではGradeTからGradeUで通常歩行が出来ている様な犬に関しては必ずしも手術が必要だとは判断しません。(先生によっては予防的処置と言う事で、通常歩行をしていても手術を勧められることもあるでしょう)手術はいつでも出来ます、しかしその前に家庭内で膝を痛めないような環境を作る事で対処できる事が多いからです。それからでも手術は遅くありません。また、手術を行ったからといって、正常な犬と全く同じ膝に戻るわけではありません、そのため手術前と同様に激しい運動や負担のかかる動きは控えなければいけません。
人でも肩を脱臼しやすい人がいますが、普段の生活が問題なければ手術はしないでしょうし、脱臼するような動きさえしなければ良いのです。しかし、犬は「自分の膝が脱臼しやすい」とは理解できません。飼い主さんが変わりに注意して管理してあげるしかないのです。ただしいつも以上に痛みがある時は必ず病院で治療を受けましょう。
注意点
 ・フローリングなど滑りやすいところで走らせない
 ・体重管理
 ・じゅうたんなどシッカリと踏ん張れる環境をつくる
 ・ソファーやベッドからの飛び降りに注意
 ・ジャンプ注意
 ・ボール投げなどの急激なSTOP and GOの注意
 ・痛みのある時は、鎮痛剤で早期に治療を行う

  副院長
     



【 ≪ 前の5 件 】【 次の5 件 ≫ 】
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15]





ご来院の方はこちら ページの先頭へ戻る
copyright 2003 by YAMABE ANIMAL HOSPITAL All Rights Reserved.